土曜日 17時まで診療
骨粗しょう症の治療・検査
横浜市都筑区の
えんどう整形外科
骨粗しょう症とは?
女性が更年期を迎えると女性ホルモンのエストロゲンが分泌バランスの変化をはじめます。これによって骨量が減っていき、閉経を迎える50歳前後には骨量が急激に減少しはじめます。
60歳代になると半数の方が骨粗鬆症となり、70歳以上では約75%が骨粗鬆症になるとされています。
そのため、50歳代後半になったら、骨密度などの検査を受けることをおすすめしています。
骨密度測定装置
CHECK
骨粗しょう症のセルフチェック
下記の項目に当てはまる方は骨粗しょう症のリスクが高まります。生活習慣の改善や、病院での検査が必要です。
健診や人間ドックで骨密度が低いと言われた
腰や背中が痛い
体形はどちらかというとやせ型だ
牛乳や乳製品は苦手だ
最近背が縮んだり、背中が曲がってきた
両親や兄弟(姉妹)に骨折した人がいる
ささいなことで骨折した(腕、背骨、足の付け根など)
骨粗しょう症の治療
骨粗しょう症は慢性疾患です。大切なのは、日常生活の中で骨量を増やす努力をすること。何年もかかって減ってきた骨ですから、いっぺんに増やすことは困難です。文字通りとコツコツとした努力の積み重ねとなります。
治療で重要なことは?
一般的な健康管理にも言えることですが、日常生活において「食事(カルシウムの摂取)」「運動」「日光浴」を心がけることが重要です。初期の骨量減少でしたら、この3つを心がけることで骨量が増えてきます。
疾患が進んでいると薬物療法が必要になります。その場合でも、「食事(カルシウムの摂取)」「運動」「日光浴」を前提にしてお薬の効果をより高めていきます。
どんなお薬を選んで、いつから薬物療法を始めるかは、患者さまの年齢や症状の進み具合により院長が判断します。腰背痛があるときは、飲み薬や注射によって痛みを軽くしたりします。
骨密度を低下させない食事療法
カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂りましょう。カルシウムとビタミンDを同時に摂ることで、腸管でのカルシウム吸収率がよくなります。
また、タンパク質の摂取量が少ないと骨密度低下を助長しますので意識して摂取しましょう。 栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本です。
Ca
カルシウム
カルシウムの多い食品
牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など
D
ビタミン
ビタミンDの多い食品
サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲ、卵など
K
ビタミン
ビタミンKの多い食品
納豆、ホウレン草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなど
医院案内
診療方針
当院では、皆様の『健康創造パートナー』として、皆様の健康全般に関するご支援をいたします。
具体的には、以下の3つの方針を重視した診療を行っております。
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患者さんの健康状態を詳しく理解した医師として、長期的な関係を重視しております。
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医師として、専門外の疾病については、他病院・医院の専門医を迅速にご紹介いたします。
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患者さんの症状に適した治療を行えるように、じっくりとお話をうかがったうえで、丁寧な治療説明を行っております。
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